JALのビジネスクラスを利用する際、気になるのがアメニティの内容ではないでしょうか。2024年、JALは国際線ビジネスクラスのアメニティを一新し、福祉実験カンパニー「HERALBONY」とコラボレーションした個性豊かな6種類のポーチの提供を開始しました。
アメニティの内容は路線によって異なり、ヨーロッパやアメリカ（ハワイ・グアム線を除く）、カナダ、オーストラリア、ドーハ線では、歯磨きセットや耳栓、アイマスク、ポケットティッシュ、スマートフォンスタンドなどが提供されます。また、全路線でスリッパが用意され、一部路線ではカーディガンの貸し出しサービスも実施されています。
記事のポイント！
- JALビジネスクラスの最新アメニティの詳細内容
- 路線による違いとサービス内容の違い
- アメニティの持ち帰り可否とルール
- カーディガンやリラクシングウエアなどの貸出サービスについて
JALビジネスクラスのアメニティとは？最新の内容を徹底解説
- 2024年からHERALBONYとコラボした6種類のポーチを提供
- アメニティの内容は歯磨きセット・耳栓・アイマスク・ポケットティッシュなど
- 長距離路線と短距離路線でアメニティの種類が異なる
- A350-1000就航でUSB充電ケーブルの提供は終了
- スリッパは全路線で利用可能
2024年からHERALBONYとコラボした6種類のポーチを提供
「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験カンパニー「HERALBONY」とJALのコラボレーションによる新しいアメニティポーチが、2023年12月から提供開始されました。
このコラボレーションでは、6名のアーティストの作品を起用したオリジナルポーチを2タイプ×3柄の全6種類で展開しています。
アーティストには、やまなみ工房の藤木敦仁氏や、さふらん生活園の渡邊富弘氏など、個性豊かな作家陣が参加しています。
ポーチのデザインは、それぞれのアーティストの独自の世界観が表現されており、コレクション性の高い仕上がりとなっています。
内容品を包む袋には紙を使用するなど、環境への配慮も行われています。
アメニティの内容は歯磨きセット・耳栓・アイマスク・ポケットティッシュなど
アメニティキットの基本的な内容として、歯磨きセット、耳栓、アイマスク、ポケットティッシュが含まれています。
さらに、スマートフォンスタンドも新たに加わり、機内での快適な時間をサポートする内容となっています。
これらのアイテムは、長時間のフライトでも快適に過ごせるよう厳選されています。
以前提供されていたUSB充電ケーブルについては、現在は提供が終了しています。
内容品は路線によって異なりますが、基本的なケア用品は全路線で提供されています。
長距離路線と短距離路線でアメニティの種類が異なる
ヨーロッパ、アメリカ（ハワイ・グアム線を除く）、カナダ、オーストラリア、ドーハ線では、HERALBONYとコラボレーションしたフルセットのアメニティキットが提供されます。
一方、ハワイや東南アジア、インド線では、歯磨きセット、モイスチャーマスク、耳栓、アイマスクが提供されています。
その他の路線では、歯磨きセット、アイマスク、耳栓が用意されています。なお、ソウル線については歯磨きセットのみの提供となっています。
提供されるアイテムは路線によって異なりますが、どの路線でも快適な空の旅に必要な基本的なアメニティは用意されています。
特に長距離フライトでは、より充実したアメニティ内容となっています。
A350-1000就航でUSB充電ケーブルの提供は終了
A350-1000の就航に伴い、以前提供されていたUSB充電ケーブルの提供は終了となりました。
この変更は、機内の電源環境の整備や、旅客の携帯電源の普及などを考慮したものと考えられます。
新型機A350-1000には、各座席に最新の充電設備が整っています。
機内での充電環境については、座席に設置された電源を利用することができます。
ただし、充電に必要なケーブルは各自でご用意いただく必要があります。
スリッパは全路線で利用可能
JALでは、全路線でスリッパを提供しています。
スリッパは機内での快適な移動を可能にし、長時間のフライトでも足元を快適に保つことができます。
提供されるスリッパは、使い捨てタイプながら十分な品質が確保されています。
スリッパは機内での使用後、持ち帰ることも可能です。
海外のホテルではスリッパが提供されないケースもあるため、機内のスリッパを持ち帰って利用することもできます。
JALビジネスクラスのアメニティについて知っておくべきこと
- カーディガンの貸出サービスは特定路線のみで提供
- リラクシングウエアはA350-1000運航便限定で提供
- アメニティは持ち帰り可能だが機内ヘッドホンは不可
- アメニティポーチは約3ヶ月ごとにデザインが変更
- スリッパは海外ホテルでも活用可能
- アメニティキットは年間50万セットを生産
- まとめ：JALビジネスクラスのアメニティは路線により内容が異なり活用度が高い
カーディガンの貸出サービスは特定路線のみで提供
JALのビジネスクラスでは、ゆっくりとお寛ぎいただけるようカーディガンの貸し出しサービスを実施しています。
このサービスは、ヨーロッパ、アメリカ（グアム線を除く）、オーストラリア、インド、東南アジア線で利用できます。
カーディガンは機内での温度調整に便利で、長時間のフライトでも快適に過ごすことができます。
こちらは貸し出しサービスのため、降機時には返却が必要となります。
機内での利用に限定されているため、持ち帰ることはできません。
リラクシングウエアはA350-1000運航便限定で提供
A350-1000運航便（ニューヨーク、ダラス・フォートワース線）では、UCHINOとコラボレーションしたリラクシングウエアを提供しています。
このウエアは、軽くて薄く柔らかい、高い吸水性と保温性を兼ね備えたタオル素材を使用しています。
フリーサイズのプルオーバー型ローブ（ワンピースタイプ）で、全座席に用意されています。
生地にはオーガニックコットンを100%使用しており、環境と健康に配慮した素材となっています。
着心地と肌触りにこだわった設計で、長時間のフライトでもリラックスして過ごすことができます。
アメニティは持ち帰り可能だが機内ヘッドホンは不可
JALのビジネスクラスで提供されるアメニティキットは、基本的に持ち帰ることができます。
ポーチやアメニティ類は、旅行中や日常生活でも活用可能です。
ただし、機内で使用するヘッドホンは持ち帰ることができません。
アメニティキットの内容品は新品で、個人用として提供されているため、衛生面での心配もありません。
持ち帰ったアメニティは、次回の旅行やホテルでの滞在時にも活用できます。
アメニティポーチは約3ヶ月ごとにデザインが変更
JALのアメニティポーチは定期的にデザインが変更され、コレクション性の高いアイテムとなっています。
HERALBONYとのコラボレーションでは、6名の異なるアーティストの作品が使用されています。
各アーティストの個性的な作品が、フライトを彩る特別なアイテムとなっています。
デザインの変更により、定期的に搭乗する方も新鮮な気持ちでサービスを楽しむことができます。
内容品を包む袋には紙を使用するなど、環境への配慮も行われています。
スリッパは海外ホテルでも活用可能
JALのビジネスクラスで提供されるスリッパは、全路線で提供されており、持ち帰ることが可能です。
海外のホテルではスリッパが用意されていない場合も多いため、機内のスリッパを持ち帰って活用できます。
使い捨てタイプながら十分な品質が確保されており、旅行中快適に使用することができます。
スリッパは軽量で荷物の邪魔にならず、必要に応じて処分することもできます。
海外旅行時の予備のスリッパとして活用することで、より快適な旅行を楽しむことができます。
まとめ：JALビジネスクラスのアメニティは路線により内容が異なり活用度が高い
最後に記事のポイントをまとめます。
- 2024年からHERALBONYとコラボした6種類の新デザインポーチを導入
- アメニティの基本セットは歯磨きセット、耳栓、アイマスク、ポケットティッシュ
- 長距離路線では充実したアメニティセットを提供
- A350-1000就航に伴いUSB充電ケーブルの提供は終了
- スリッパは全路線で提供され、持ち帰り可能
- カーディガンの貸出は特定路線限定のサービス
- リラクシングウエアはA350-1000運航便でのみ提供
- アメニティキットは年間50万セット生産
- ポーチは約3ヶ月ごとにデザインが変更
- 機内ヘッドホンは持ち帰り不可
- 内容品の包装には環境に配慮した紙素材を使用
- 路線によってアメニティの内容が異なるため、事前確認が推奨
