エアアジアで荷物を預けようとすると、思わぬ追加料金に驚かれる方も多いのではないでしょうか。格安航空券でお得に旅行したいと思っても、預け荷物の料金が高額になってしまうと、当初の予算をオーバーしてしまいます。
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エアアジアの預け荷物には、事前予約と当日追加で大きな料金差があります。国際線の場合、20kgまでの預け荷物は事前予約なら4,400円からですが、当日空港では15kgまでで10,000円以上かかってしまいます。また、タイやアメリカ発着便では重量制限も異なるため、しっかりと確認しておく必要があります。
記事のポイント!
- エアアジアの預け荷物の料金体系と事前予約・当日追加の料金差
- 預け荷物の重量制限と大きさの制限
- 国・地域による預け荷物の規定の違い
- お得に預け荷物を利用するための方法
エアアジアの預け荷物と追加料金について徹底解説
- 預け荷物の追加料金は事前予約が4,400円から
- 空港での当日追加は10,000円以上になるので要注意
- 追加料金の支払いは出発4時間前までが期限
- 受託手荷物は32kgまでが上限で119cm×119cm×81cm以内
- タイ発着便は1個あたり32kgまでの制限あり
- アメリカ発着便は1個あたり20kgまでの制限あり
預け荷物の追加料金は事前予約が4,400円から
エアアジアの国際線では、事前に予約すれば20kgまでの預け荷物なら4,400円から利用できます。25kgまでは5,500円、30kgまでは6,600円、40kgまでは8,800円となっています。
料金は路線によって異なる場合がありますが、事前予約であれば比較的リーズナブルな料金設定となっています。航空券予約時に一緒に申し込むのがおすすめです。
予約方法は、航空券購入時のオプション選択時か、予約確定後にAirAsia MOVEアプリまたは予約履歴から追加することができます。支払いはクレジットカードやデビットカードなどで可能です。
事前予約の場合、搭乗者1人につき最大60kgまで購入可能です。ただし、1個あたりの重量制限は32kgまでとなっているため、60kgの荷物を1つの荷物にまとめることはできません。
大量の荷物がある場合は、複数の荷物に分けて預けることをおすすめします。事前予約で料金を抑えつつ、快適な旅行を楽しみましょう。
空港での当日追加は10,000円以上になるので要注意
空港で当日受託手荷物を追加する場合、15kgまでで10,000円かかります。さらに重量が超過した場合は、1kgにつき2,200円の追加料金が必要です。
例えば、20kgの荷物を当日空港で預ける場合、基本料金10,000円に加えて、超過分5kg×2,200円で計21,000円もの高額な支払いが必要になってしまいます。
事前予約と当日追加では、同じ重量でも2倍以上の料金差が生じることがあります。特に家族旅行など、複数の荷物がある場合は、その差額は更に大きくなります。
また、空港では支払い方法が限られる可能性があり、現金での支払いができない場合もあります。クレジットカードやデビットカードなど、複数の支払い手段を用意しておく必要があります。
当日の追加料金は非常に高額になるため、できるだけ事前予約を活用することをおすすめします。余裕を持って準備することで、旅行の出費を抑えることができます。
追加料金の支払いは出発4時間前までが期限
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エアアジアの預け荷物の追加予約は、フライト出発4時間前までに完了させる必要があります。この時間を過ぎると、オンラインでの予約はできなくなり、空港での高額な当日料金を支払うことになります。
予約方法は、AirAsia MOVEアプリや公式ウェブサイトの予約履歴から簡単に行えます。支払いはクレジットカード、デビットカード、E-ギフトバウチャー、BIGポイントなどが利用可能です。
予約変更や追加手続きは、出発4時間前までならスマートフォンからでも可能です。急な荷物の増加にも対応できるよう、余裕を持って確認しておくことをおすすめします。
時間に余裕がある場合は、一度予約した重量を増やすこともできます。例えば、20kgで予約していても、出発4時間前までなら25kgや30kgに変更することが可能です。
ただし、一度予約した重量を減らすことはできず、返金もされないため、必要な重量をしっかり考慮して予約することが大切です。余裕を持った計画で、スムーズな旅行準備を心がけましょう。
受託手荷物は32kgまでが上限で119cm×119cm×81cm以内
エアアジアの受託手荷物は、1個あたりの重量が32kgまでと定められています。サイズは高さ81cm、幅119cm、奥行き119cmを超えないものとされています。
これらの制限を超える荷物は、預けることができません。荷物が制限を超えた場合は、複数の荷物に分けるか、重量やサイズを調整する必要があります。
特に大型の荷物や重量のある荷物を持ち込む場合は、事前に測定して制限内に収まるか確認しておくことが重要です。制限を超えていることが空港で判明すると、再梱包や分割が必要になり、時間がかかってしまいます。
また、バッテリーや危険物など、預け入れができない物品もありますので、荷物の内容についても確認が必要です。液体類は受託手荷物として預けることができますが、アルコール度数70%以上のものは預けることができません。
事前に制限を確認し、適切な荷物管理を行うことで、スムーズなチェックインが可能になります。余裕を持った準備で、快適な旅行をお楽しみください。
タイ発着便は1個あたり32kgまでの制限あり
タイを発着するエアアジア便では、受託手荷物1個あたりの重量制限が32kgと定められています。これは一般的なエアアジアの制限と同じ重量となっています。
例えば、50kgの受託手荷物を預ける場合は、32kgと18kgの2つに分ける必要があります。1つの荷物に50kgをまとめることはできません。分割した場合も、それぞれの荷物が高さ119cm×長さ119cm×幅81cm以内である必要があります。
タイの空港では、手荷物の重量チェックが厳密に行われる傾向があります。制限を超過した場合は、再梱包や分割が必要になり、チェックインに時間がかかってしまう可能性があります。
事前に荷物の重量を確認し、必要に応じて分割するなどの対応を行っておくことをおすすめします。特に長期滞在や大量の荷物がある場合は、慎重な準備が必要です。
重量制限を守ることで、スムーズなチェックインが可能になり、余計な手間や時間を省くことができます。タイへの旅行では、これらの制限を意識した荷物準備を心がけましょう。
アメリカ発着便は1個あたり20kgまでの制限あり
アメリカを発着するエアアジア便では、受託手荷物1個あたりの重量制限が20kgまでとなっています。この制限は他の路線と比べて厳しい設定となっているため、特に注意が必要です。
20kgを超える荷物を預ける場合は、追加の受託手荷物分を購入する必要があります。例えば30kgの荷物がある場合、20kgと10kgの2つに分けて預ける必要があります。
アメリカ発着便の場合も、荷物のサイズ制限は他の路線と同様に、高さ119cm×長さ119cm×幅81cm以内となっています。重量とサイズの両方の制限を守る必要があります。
アメリカの空港では、セキュリティチェックが厳密に行われるため、制限を超過した荷物があると、チェックインに時間がかかる可能性があります。事前に重量を確認し、適切に分割するなどの対応を行っておくことが重要です。
余裕を持った準備で、スムーズな出発を心がけましょう。アメリカへの旅行では、他の路線よりも厳しい重量制限があることを忘れないようにしましょう。
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エアアジアで預け荷物の追加料金を安く抑えるコツ
- オンラインでの事前予約で最大80%お得に
- バリューパックなら20kgまでの受託手荷物が無料
- プレミアムフレックスは20kg、フラットベッドは40kgまで無料
- 同一予約番号なら同行者と受託手荷物の合算が可能
- 液体物は預け荷物に入れれば量の制限なし
- ベビーカーや車椅子は追加料金不要で預け可能
- まとめ:エアアジアの預け荷物追加料金のポイント
オンラインでの事前予約で最大80%お得に
エアアジアの受託手荷物は、オンラインでの事前予約により、最大80%もお得になります。航空券予約時または予約後でも、フライト出発4時間前まではAirAsia MOVEアプリや予約履歴から追加できます。
事前予約の料金は、20kgまでが4,400円、25kgまでが5,500円、30kgまでが6,600円、40kgまでが8,800円となっています。これに対し、空港での当日料金は15kgまでで10,000円、それ以上は1kgあたり2,200円の追加料金がかかります。
支払方法は、クレジットカード、デビットカード、E-ギフトバウチャー、BIGポイントなど多様な選択肢があります。空港での支払いに比べて、支払い方法の自由度も高くなっています。
予約後の重量変更は、増量であれば出発4時間前まで可能です。ただし、一度予約した重量を減らすことはできず、返金もされないため、必要な重量をしっかり考慮することが大切です。
事前予約では、搭乗者1人につき最大60kgまで購入可能です。ただし、1個あたりの重量制限は32kgまでのため、複数の荷物に分ける必要がある場合もあります。
バリューパックなら20kgまでの受託手荷物が無料
エアアジアのバリューパックを選択すると、20kgまでの受託手荷物が無料で含まれています。これは通常運賃に比べて大きなメリットとなります。
バリューパックには、無料の受託手荷物に加えて、機内食1食分や座席指定など、複数の特典が含まれています。長距離フライトや荷物が多い旅行の場合は、バリューパックの選択が費用対効果が高くなる可能性があります。
20kgを超える荷物が必要な場合は、追加料金を支払って重量を増やすことも可能です。25kgまでは5,300円、30kgまでは6,600円で重量を追加できます。
バリューパックは航空券予約時に選択する必要があります。予約後にバリューパックへの変更はできないため、旅行の計画段階でしっかり検討することが重要です。
事前に荷物の量を見積もり、通常運賃に受託手荷物を追加した場合とバリューパックを選択した場合の料金を比較検討することをおすすめします。
プレミアムフレックスは20kg、フラットベッドは40kgまで無料
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プレミアムフレックス運賃を選択すると20kgまで、プレミアムフラットベッド運賃では40kgまでの受託手荷物が無料で含まれています。これらの運賃は、手荷物が多い旅行者に適しています。
どちらの運賃タイプでも、機内食や優先搭乗などの特典も付帯します。プレミアムフラットベッドでは、フルフラットになる座席や掛け布団、枕なども提供されます。
基本の無料受託手荷物量を超える場合は、追加料金を支払って重量を増やすことができます。50kgまでは14,300円、60kgまでは17,900円で増量可能です。
これらの運賃タイプは、手荷物量に加えて快適性も重視する旅行者に向いています。長距離フライトや、ビジネス目的の旅行では特に利点が大きくなります。
ただし、運賃は通常運賃より高額になるため、荷物量と快適性の両面から、費用対効果を検討する必要があります。
同一予約番号なら同行者と受託手荷物の合算が可能
同一の予約番号で旅行する場合、受託手荷物の許容量を同行者間で共有することができます。これにより、荷物の量に偏りがある場合でも、効率的に受託手荷物を活用できます。
例えば、2人で合計40kgの荷物がある場合、1人が30kg、もう1人が10kgというような不均等な分配でも問題ありません。ただし、1個あたりの重量制限32kgは守る必要があります。
受託手荷物の共有は、同時にチェックインを行う必要があります。別々にチェックインする場合は、共有ができない可能性があるため注意が必要です。
家族旅行やグループ旅行の場合、この共有システムを活用することで、荷物の配分を柔軟に調整できます。事前に荷物の総重量を把握し、最適な分配方法を計画しておくことをおすすめします。
同一予約番号での荷物共有は、追加料金を抑えながら効率的に荷物を運ぶための有効な方法となります。
液体物は預け荷物に入れれば量の制限なし
預け荷物に入れる液体物には、機内持ち込みのような厳しい容量制限がありません。化粧品、シャンプー、飲料など、様々な液体を預け入れることができます。
ただし、アルコール度数が70%を超える液体は、預け入れができません。また、日用品や化粧品は1容器あたり0.5Lまたは0.5kg以下、1人あたり合計2Lまたは2kgまでという制限があります。
液体物を預ける際は、容器の破損や漏れを防ぐため、プラスチック製のビニール袋などでパッケージングすることをおすすめします。これにより、他の荷物を液体で汚してしまうリスクを軽減できます。
機内持ち込み制限の100ml制限を超える液体は、預け荷物に入れることで持ち運びが可能になります。ただし、貴重品や壊れやすい物は、できるだけ機内持ち込み用の制限内で持ち込むことをおすすめします。
預け荷物の重量制限内であれば、必要な量の液体を持ち運ぶことができ、旅行中の不便を解消できます。
ベビーカーや車椅子は追加料金不要で預け可能
乳幼児、子供、高齢者、お体が不自由な方が使用する場合、ベビーカー、バギー、乳母車、車椅子、移動補助具、松葉杖、歩行器は追加料金なしで預けることができます。
これらの特別手荷物は、受託手荷物の許容量にカウントされません。受託手荷物とは別枠で無料で預けることができ、同時に通常の受託手荷物も預けることが可能です。
ベビーカーなどは、搭乗ゲート付近まで使用することができ、搭乗ゲート付近で預けることができます。到着時は、空港によって異なりますが、航空機のドア外や手荷物受取所での受け取りとなる場合があります。
バッテリー駆動式の車椅子や移動補助具は、事前に航空会社への連絡が必要です。詳細な条件や手続きについては、予約時に確認することをおすすめします。
これらの無料サービスは、旅行の利便性を高めるために重要な役割を果たします。必要な方は、積極的に活用することをおすすめします。
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まとめ:エアアジアの預け荷物追加料金のポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- 預け荷物は事前予約で20kgまで4,400円から利用可能
- 当日空港では15kgで10,000円、超過は1kgあたり2,200円
- 追加予約は出発4時間前までが期限
- 1個あたりの重量制限は32kg、サイズは119×119×81cm以内
- タイ発着便は1個32kgまでの制限あり
- アメリカ発着便は1個20kgまでの制限あり
- バリューパックは20kg、プレミアムフレックスは20kg、フラットベッドは40kgまで無料
- 同一予約番号なら同行者と受託手荷物の合算可能
- 液体物は預け荷物なら制限なし(アルコール70%以上を除く)
- ベビーカーや車椅子は追加料金不要
- 事前予約で最大80%の料金節約が可能
- 1人あたり最大60kgまで購入可能