エアアジアは、アジアを代表するLCC(格安航空会社)として知られています。機内食は有料制を採用していますが、事前予約すると通常価格から35%オフになるなど、賢く利用すれば予算を抑えながら美味しい食事を楽しむことができます。

料金は路線や予約時期によって異なりますが、事前予約なら650円程度からメニューを選ぶことができ、さらにミネラルウォーター1本が特典として付いてきます。機内での当日購入も可能ですが、価格は割高になるため、フライト24時間前(一部路線は48時間前)までに予約することをおすすめします。
記事のポイント!
- エアアジアの機内食料金システムと予約方法について
- 支払い方法や注意点について
- 機内での飲食物の持ち込みルールについて
- メニューの種類と価格帯について
エアアジアの機内食と料金システムの完全ガイド
- 事前予約なら機内食は650円程度で購入可能
- ミネラルウォーター1本が機内食予約特典として付属
- 事前予約は出発24時間前(一部48時間前)までが期限
- 当日購入は事前予約より約35%高額
- 搭乗券が機内食引換券として必須
- 支払いは日本円・現地通貨・クレジットカードに対応
事前予約なら機内食は650円程度で購入可能
エアアジアの機内食は、パク・ナセルのナシレマやチンおじさんの鶏飯など、アジアの伝統的な料理を中心に提供しています。これらのメニューは事前予約することで、約650円程度から購入することができます。
メニューの選択肢は豊富で、ベジタリアン向けのオプションも用意されています。ハイドラバード野菜のビリヤニやパク・ナセル プラントベース ナシレマなど、多様な食事の好みに対応しています。
料金は路線によって異なりますが、国際線では概ね650円前後が標準的な価格帯となっています。国内線はこれより若干安価な設定となっているようです。
事前予約のメニューはホットミールが中心で、温かい状態で提供されます。機内で調理された温かい食事を楽しめることは、長時間のフライトでは特に重要なポイントといえるでしょう。
予約時にはアレルギー物質の表示も確認することができ、安心して食事を選択することができます。
ミネラルウォーター1本が機内食予約特典として付属
機内食を事前予約すると、ミネラルウォーター1本またはコーヒーが無料で付いてきます。これは事前予約の特典の一つで、当日購入の場合には別途料金が必要となります。
機内では通常、飲み物も含めて全て有料となっていますので、この特典は価値のあるものといえます。水やコーヒーは機内で別途購入すると160円程度かかります。
特典の飲み物は機内食と一緒に提供されます。長時間のフライトでは水分補給が重要なので、この特典は実用的です。
事前予約時に飲み物の種類(水かコーヒー)を選択することができます。好みに合わせて選べる点も魅力です。
搭乗前に予約することで、フライト中の食事と飲み物を確実に確保できる安心感があります。
事前予約は出発24時間前(一部48時間前)までが期限
機内食の事前予約は、通常フライト出発の24時間前までに完了する必要があります。ただし、一部の路線では48時間前が締め切りとなっているので注意が必要です。
具体的には、ニュージーランド、ゴールドコースト(オーストラリア)、ハワイ(ホノルル)、関西空港発着便については、出発予定時刻の48時間前までが予約期限となっています。
予約はエアアジアの公式サイトまたはアプリから行うことができます。航空券を旅行会社経由で購入した場合でも、予約番号があれば機内食の事前予約は可能です。
予約変更も同様の期限が適用されます。予約した食事のキャンセルや変更も、出発の24時間前(一部48時間前)までであれば可能です。
締め切り後は予約や変更ができないため、余裕を持って手続きを行うことをおすすめします。
当日購入は事前予約より約35%高額

機内での当日購入は可能ですが、事前予約と比べて約35%価格が高くなります。例えば、事前予約で650円程度のメニューが、当日購入だと1,000円程度になることもあります。
当日購入の場合、在庫状況によっては希望のメニューが品切れている可能性もあります。特に人気メニューは早々に売り切れてしまうことがあります。
機内販売は、座席の前方から順番に行われます。後方の座席の場合、選択できるメニューが限られる可能性があります。
支払いは現金(日本円や現地通貨)で可能です。ただし、大きな紙幣での支払いは、おつりの準備の関係で対応できない場合があります。
飲み物や軽食については、機内でも通常のメニューと同じ価格で購入することができます。
搭乗券が機内食引換券として必須
事前予約した機内食を受け取る際には、必ず搭乗券の提示が必要です。搭乗券は機内食の引換券としての役割も果たしています。
機内食は通常、フライト開始後1時間から1時間半程度で提供されます。その際、客室乗務員が搭乗券のバーコードをスキャンして予約を確認します。
搭乗券を紛失したり手元にない場合、事前予約していても機内食を受け取れない可能性があります。そのため、フライト中は搭乗券を手の届きやすい場所に保管しておくことが重要です。
機内食の購入証明として搭乗券が必要なため、フライト後も保管しておくことをおすすめします。特に、何らかの理由で機内食が提供されなかった場合の払い戻し請求には搭乗券が必要となります。
予約した食事が提供できない場合は、同価格の別メニューへの変更か、払い戻しの対応となります。
支払いは日本円・現地通貨・クレジットカードに対応
機内での支払いは、日本円や現地通貨での現金払い、またはクレジットカードでの支払いが可能です。ただし、日本円で支払った場合のおつりは現地通貨で返金されます。
具体的な支払い方法は以下の通りです:
- 日本円:1,000円札などの小額紙幣がおすすめ
- 現地通貨:マレーシアリンギットやタイバーツなど
- クレジットカード:一部の商品のみ対応

エアアジアの機内食と料金に関する重要な補足情報
- 機内への外部飲食物の持ち込みは原則禁止
- 機内販売のビールは1本約600円で提供
- 軽食メニューは300円からの価格帯で提供
- タピオカミルクティーは約500円で人気商品
- コーヒーは約190円でドリップ式を提供
- 支払い時の注意点は小銭を用意すること
- まとめ:エアアジアの機内食料金システムと予約のポイント
機内への外部飲食物の持ち込みは原則禁止
エアアジアでは、外部からの飲食物の持ち込みは原則として禁止されています。チョコレートやビスケットなど腐らない食品は手荷物として持ち込むことはできますが、機内での飲食は認められていません。
ただし、ベビーフードや特別な制限食については、適切な量を申告することで持ち込みが許可される場合があります。
機内での飲食物の提供は全て有料サービスとなっているため、長時間のフライトの場合は事前に機内食を予約するか、機内で購入する必要があります。
搭乗前の保安検査後に購入したペットボトルやスナック類については、一部の路線で持ち込みが可能な場合もありますが、事前に確認することをおすすめします。
アルコール類の持ち込みは完全に禁止されています。
機内販売のビールは1本約600円で提供
機内でのビール販売は、1本約600円(350ml)となっています。種類は路線によって異なりますが、アジアのビールを中心に提供されています。
支払いは日本円か現地通貨での現金払い、もしくはクレジットカードが利用可能です。ただし、クレジットカードは通信状況により利用できない場合があります。
ビールは冷たい状態で提供されますが、機内は一般的に冷房が効いているため、体感温度に注意が必要です。
機内販売のアルコール類は数に限りがあり、在庫切れになる可能性もあります。確実に購入したい場合は、販売開始時に注文することをおすすめします。
価格は路線や時期によって変動する可能性があります。
軽食メニューは300円からの価格帯で提供

機内では、ハニーセサミローストチキンラップなどの軽食メニューが300円程度から提供されています。これらの軽食は事前予約せずとも、機内で購入することが可能です。
サンドイッチやスナック類も用意されており、比較的リーズナブルな価格で提供されています。クッキーなどのお菓子類は150円程度から購入できます。
軽食メニューは、長時間フライトでの小腹を満たすのに適しています。メインの機内食ほどのボリュームはありませんが、価格も抑えめになっています。
カップラーメンは220円程度で販売されており、温かい食事を手軽に楽しむことができます。
メニューの種類や価格は路線によって異なる場合があります。
タピオカミルクティーは約500円で人気商品
タピオカミルクティーは約500円で提供され、機内での人気商品の一つとなっています。氷とタピオカが入ったカップと、別途パック入りのジュースが提供されます。
提供方法は、カップに氷とタピオカが入った状態で渡され、別添えのドリンクを自分で注ぐスタイルです。カシス風味のブラックカラントジュースなど、複数の味から選ぶことができます。
飲み物のメニューは路線によって異なりますが、タピオカドリンクは多くの路線で提供されています。
機内での注文時には、使い捨ての蓋付きカップで提供されるため、揺れによる飲みこぼしの心配も少なくなっています。
タピオカミルクティーは事前予約はできず、機内での注文のみとなっています。
コーヒーは約190円でドリップ式を提供
エアアジアでは、コーヒーを約190円で提供しています。使用しているのはインスタントコーヒーではなく、ドリップ式のコーヒーです。
「ASEAN BLEND DRIP COFFEE」というブランド名で提供され、東南アジアのコーヒー豆をブレンドして作られています。
提供方法はティーバッグ式のドリップバッグで、お湯を注いで抽出する形式となっています。
通常の温かいコーヒーの他に、アイスコーヒーなどの冷たい飲み物も用意されています。ベトナムアイスコーヒーなど、アジアならではのメニューも楽しむことができます。
付属のミルクや砂糖は含まれない場合があるため、必要な場合は注文時に確認することをおすすめします。
支払い時の注意点は小銭を用意すること
機内での支払いは、日本円や現地通貨での現金支払いが基本となります。ただし、大きな紙幣でのお支払いはおつりの準備の都合上、対応できない場合があります。
日本円で支払った場合のおつりは、現地通貨(例:マレーシアリンギットやタイバーツ)で返金されます。このため、できるだけ小銭や小額紙幣を用意しておくことをおすすめします。
クレジットカードは一部の商品でのみ利用可能で、通信状況により使用できない場合もあります。確実な支払いのためには、現金を用意しておくことが賢明です。
免税品の購入については、クレジットカードでの支払いが可能となっています。ただし、通常の機内食や飲み物とは支払い方法が異なる場合があります。
事前予約の機内食については、予約時にクレジットカードでの支払いが可能です。

まとめ:エアアジアの機内食料金システムと予約のポイント
この記事で紹介したことの振り返りまとめとして、最後に記事のポイントをまとめます。
- 機内食は事前予約で35%オフになり、約650円から購入可能
- 予約締切は出発24時間前、一部路線は48時間前まで
- 事前予約でミネラルウォーターまたはコーヒーが1本無料付属
- 搭乗券は機内食受け取り時の必須アイテム
- 外部からの飲食物持ち込みは原則禁止
- 機内支払いは現金(日本円・現地通貨)が基本
- おつりは現地通貨での返金となるため小銭を用意
- 軽食は300円から、ビールは600円程度で提供
- タピオカミルクティーは約500円で人気メニュー
- ドリップコーヒーは約190円で提供
- 支払い時はクレジットカードの利用制限に注意
- 長距離フライトは事前予約がおすすめ