スカイマークの機内サービスで人気を集めていたキットカットの無料提供が、2024年2月29日で終了することが発表されました。8年間続いたこのサービスは、2016年からネスレ日本とのパートナーシップによって実現していましたが、機内サービスの大幅なリニューアルに伴い、一つの区切りを迎えることになりました。
新しい機内サービスは、3月1日から始まります。無料ドリンクは現在の2種類から3種類に増え、UCCのコーヒーや茨城県特産のさしま茶など、就航地の特色を活かした新メニューが登場。また、兵庫県の「鶯ボール」や愛知県の「ミニしるこサンド」といった、地域色豊かなお菓子の機内販売も開始されます。
記事のポイント！
- キットカットの無料提供サービスがいつ終了するのか
- 新しい機内サービスの内容と開始時期について
- 無料ドリンクサービスが利用できる路線の詳細
- フォワードシート利用でのお菓子無料サービスについて
スカイマークのキットカットはおかわりはいつでも可能なのか知っておくべきこと
- キットカットのおかわりは原則として不可能だが無料で提供される
- 無料ドリンクサービスは特定路線で確実に受けられる
- 機内サービスは2024年3月から大幅リニューアル
- 新しい無料ドリンクは3種類から選択可能に
- キットカットとネスカフェは2024年2月29日でサービス終了
- 無料サービス提供路線は2路線を除く全路線に拡大
キットカットのおかわりは原則として不可能だが無料で提供される
スカイマークの機内では、2016年からキットカットの無料提供が行われてきました。このサービスはネスレ日本とのパートナーシップによって実現したものです。
キットカットは搭乗時に無料で提供されますが、おかわりについての公式な案内はありません。搭乗レビューや利用者の声を見ても、おかわりに関する確実な情報は見つかりませんでした。
サービス提供にあたっては、在庫状況や運航状況によって変動する可能性があることが公式に案内されています。
キットカットのパッケージデザインには、就航地をモチーフにしたものや、ピカチュウジェット特別デザインなど、様々なバリエーションが用意されていました。
このサービスは2024年2月29日をもって終了することが発表されており、8年間続いた人気サービスに一つの区切りが付けられることになります。
無料ドリンクサービスは特定路線で確実に受けられる
スカイマークの無料ドリンクサービスは、一部の路線を除いて利用することができます。具体的には、鹿児島－奄美大島線と那覇－宮古（下地島）線以外の全路線で提供されています。
ドリンクサービスは運航状況によって提供できない場合があることが公式に案内されています。そのため、確実なサービス提供を保証するものではありません。
これまでのドリンクサービスでは、ネスカフェゴールドブレンドのコーヒーが提供されていました。子供向けには、りんごジュースが用意されていたことが分かっています。
この無料ドリンクサービスは、2024年3月からのリニューアルでさらに充実することが発表されています。提供路線の拡大と、選択できるドリンクの種類が増えることになります。
有料のドリンクメニューも用意されており、コーラなどのソフトドリンクは100円で購入することができます。
機内サービスは2024年3月から大幅リニューアル
スカイマークは2024年3月1日から、機内サービスを全面的にリニューアルします。このリニューアルは「空で味わう就航地」をコンセプトに行われます。
新しいサービスでは、就航地の地域色と魅力を取り入れた内容となります。これは企業ミッションの一つである「地域共生」に基づいた取り組みです。
客室乗務員が着用するエプロンも新しいデザインに変更されます。スカーフ柄を取り入れた、落ち着きのあるデザインが特徴です。
紙コップも新デザインとなり、各就航地をイメージした全6種類のデザインが導入されます。旅のワクワク感を演出する工夫が施されています。
このリニューアルに伴い、長年親しまれてきたキットカットやネスカフェのサービスは終了することになりました。
新しい無料ドリンクは3種類から選択可能に
2024年3月からの新しい無料ドリンクサービスでは、3種類のドリンクが用意されます。「スカイマークコーヒー by UCC」「さしま茶」「アップルジュース」から選ぶことができます。
スカイマークコーヒーは、UCCと提携して開発された商品です。しっかりしたコクがある味わいの深さを感じるコーヒーとなっています。
さしま茶は茨城県西部の利根川流域の猿島台地が生んだお茶で、日本で初めてアメリカに渡ったお茶として知られています。濃厚な香りとコクが特徴です。
アップルジュースは、これまでも提供されていた人気メニューで、3月以降も継続して提供されることが決まっています。
ドリンクサービスの実施路線も拡大され、鹿児島＝奄美大島線、那覇＝宮古(下地島)線を除くすべての路線で実施されることになりました。
キットカットとネスカフェは2024年2月29日でサービス終了
スカイマークの機内で長年親しまれてきたキットカットの無料提供は、2024年2月29日で終了することが発表されました。同時に、ネスカフェゴールドブレンドの提供も終了します。
このサービスは2016年から始まり、約8年間にわたって続けられてきました。パッケージには就航地のデザインが採用され、コレクションとしての価値も高いものでした。
SNS上では「スカイマークといえばキットカットをもらえるイメージでした」「毎回、写真撮っちゃうくらい楽しみにしてた」といった惜しむ声が多く見られます。
機内サービスのリニューアルに伴う終了となりますが、新しいサービスでは地域色豊かな商品が導入され、異なる形で搭乗を楽しめる工夫が施されています。
終了までの期間中は、これまで通りキットカットとネスカフェの提供が継続されます。
無料サービス提供路線は2路線を除く全路線に拡大
スカイマークの無料ドリンクサービスは、2024年3月のリニューアルで提供路線が大幅に拡大されることになりました。鹿児島＝奄美大島線と那覇＝宮古（下地島）線を除く全路線で実施されます。
これまでは比較的長距離の路線に限定されていた無料ドリンクサービスですが、リニューアル後はより多くの路線で利用できるようになります。
サービスの提供は運航状況等により変更される可能性があることが公式に案内されています。事前に確認することをおすすめします。
無料サービスの拡大に加えて、機内販売メニューも充実。地域の特色を活かした商品が新たに加わります。
フォワードシート利用のお客様には、機内販売のお菓子から1つを無料で選ぶことができる特典も用意されています。
スカイマークのキットカットおかわりに代わる新しい機内サービス
- UCCコーヒーとさしま茶が新たな無料ドリンクに
- 機内販売の新商品は地域色豊かな2種類のお菓子
- 機内での飲み物の持ち込みは制限付きで可能
- フォワードシート利用でお菓子1つが無料に
- エプロンと紙コップも新デザインでリニューアル
- まとめ：スカイマーク キットカット おかわりから新サービスへの移行と注意点
UCCコーヒーとさしま茶が新たな無料ドリンクに
2024年3月からのリニューアルで、スカイマークの無料ドリンクはUCCのコーヒーとさしま茶が新たに加わります。UCCコーヒーは神戸に本社を置く企業とのコラボレーションによる商品です。
さしま茶は茨城県西部の利根川流域にある猿島台地で生産されているお茶です。濃厚な香りとコクが特徴で、日本で初めてアメリカに輸出されたお茶としても知られています。
これまで提供されていたアップルジュースは、引き続き提供されることが決まっています。3種類のドリンクから選択できるようになり、サービスの幅が広がっています。
無料ドリンクサービスは、鹿児島＝奄美大島線と那覇＝宮古（下地島）線を除く全路線で提供されます。これまでより提供路線が拡大されることになりました。
ドリンクサービスは運航状況等により変更される可能性があることが公式に案内されています。搭乗前に最新情報を確認することをおすすめします。
機内販売の新商品は地域色豊かな2種類のお菓子
3月からの機内販売では、新商品として兵庫県の「鶯ボール」と愛知県の「ミニしるこサンド」が登場します。どちらも100円で購入することができます。
鶯ボールは、お餅を油で揚げたあられのお菓子で、ほんのり甘くてカリカリした食感が特徴です。一方、ミニしるこサンドは、北海道産あずきを使用したあんを挟んで焼き上げたビスケットとなっています。
従来から人気の「まめぼっくり」「スカイも」とスカイマークオリジナルアイテムの「チロリアン」は、引き続き販売されます。
これまで販売されていた「お～いお茶」「コカ・コーラ」「ナチュラルミネラルウォーター」「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」「うず志ほ名産店 玉ねぎスープ」「プリッツ（サラダ）」は2月29日で販売終了となります。
機内販売の商品は、数に限りがあり品切れになる場合があることが案内されています。また、支払いは現金のみとなっており、外貨は使用できません。
機内での飲み物の持ち込みは制限付きで可能
スカイマークの国内線では、ペットボトルなど蓋がしっかりと閉まる容器に入った飲み物の機内持ち込みが可能です。飲みかけの状態でも持ち込むことができます。
飲み物の持ち込みについては、機内持ち込み手荷物の重量制限（10kg以内）に含まれることに注意が必要です。全体の重さが制限を超えないよう気をつける必要があります。
ただし、国際線の場合は100ml以上の液体の持ち込みができません。100ml以下の容器であっても、容量が100ml以上の容器に入っている場合は持ち込みができないので注意が必要です。
国際線で飲み物を持ち込みたい場合は、保安検査や出国手続き後の免税店等の指定エリアで購入する必要があります。
機内では無料のドリンクサービスも提供されているため、機内での飲み物に困ることはないでしょう。
フォワードシート利用でお菓子1つが無料に
フォワードシートとは、スカイマークの最前列に位置する座席のことです。通常の座席よりも足元が広く、快適に過ごすことができます。
フォワードシートを利用すると、機内販売の「鶯ボール」「ミニしるこサンド」「まめぼっくり」「スカイも」の中から1つを無料で選ぶことができます。
国内線でフォワードシートを利用する場合は、1,000円の追加料金が必要です。事前予約はできず、搭乗当日に空港カウンターで申し込む必要があります。
その他にも、搭乗口での優先搭乗や、預け入れ手荷物の優先返却などの特典も用意されています。
座席数に限りがあるため、利用を希望する場合はできるだけ早めに空港に到着することをおすすめします。
エプロンと紙コップも新デザインでリニューアル
2024年3月からのサービスリニューアルでは、客室乗務員が着用するエプロンのデザインも新しくなります。スカーフ柄を取り入れた、落ち着きのある新デザインとなっています。
紙コップも新デザインに変更され、各就航地をイメージした全6種類のデザインが導入されます。旅のワクワク感を演出する工夫が施されています。
これらのデザイン変更は、「空で味わう就航地」という新しい機内サービスのコンセプトに基づいて行われています。
企業ミッションの一つである「地域共生」の観点から、就航地の地域色と魅力を機内サービス全体に取り入れる取り組みの一環となっています。
新しいデザインは3月1日から導入され、機内サービス全体の雰囲気を一新します。
まとめ：スカイマーク キットカット おかわりから新サービスへの移行と注意点
最後に記事のポイントをまとめます。
- キットカットとネスカフェの無料提供は2024年2月29日で終了
- 新しい無料ドリンクは3種類から選択可能
- UCCコーヒーとさしま茶が新たに登場
- アップルジュースは継続して提供
- 無料ドリンクサービスは2路線を除く全路線に拡大
- 新商品として鶯ボールとミニしるこサンドが登場
- まめぼっくり、スカイも、チロリアンは継続販売
- フォワードシート利用でお菓子1つが無料
- エプロンと紙コップは新デザインに変更
- 機内での飲み物持ち込みは国内線のみ可能
- 支払いは現金のみで外貨は使用不可
- サービスは運航状況により変更の可能性あり
