エアアジアのオンラインチェックインは、出発14日前から利用できるようになっています。しかし、路線によって開始時期や締切時間が異なり、日本発着便では独自のルールもあるため、事前に確認が必要です。

航空券を予約したら、次は搭乗手続き(チェックイン)の準備です。エアアジアでは、AirAsia MOVEアプリを使ったモバイルチェックインが推奨されており、e搭乗券の発行も可能。ただし、預け入れ手荷物がある場合や特定の条件下では、空港でのカウンター手続きも必要になります。
記事のポイント!
- エアアジアのオンラインチェックイン開始時期と締切時間
- 預け入れ手荷物がある場合の手続き方法
- 日本発着便の特別ルール
- e搭乗券の利用可否と空港での対応
エアアジアのオンラインチェックインはいつからできるのか徹底解説
- オンラインチェックインは出発14日前から利用可能
- 国際線と国内線でチェックイン締切時間が異なる
- webチェックインができない路線と対象者の確認方法
- オンラインチェックイン完了後の搭乗券取得方法
- チェックインカウンターでの手続きが必要なケース
- 預け入れ手荷物がある場合の空港での流れ
オンラインチェックインは出発14日前から利用可能
エアアジアのオンラインチェックインは、通常、出発14日前から開始することができます。
ただし、一部の路線では開始時期が異なります。タイ、オーストラリア、ラオス、サウジアラビア、ニュージーランド、シンガポールを発着する便は、出発10日前からの開始となります。
チェックインの締切時間は、エアアジア便は出発1時間前まで、エアアジアX便は出発4時間前までとなっています。中国発の便は出発2時間前が締切時間です。
オンラインチェックインには、AirAsia MOVEアプリを使用します。アプリはApple App Store、Google Play Store、Huawei AppGalleryからダウンロードできます。
予約番号と名前(姓)を入力することで、簡単にチェックインの手続きが可能です。
国際線と国内線でチェックイン締切時間が異なる
エアアジアの国内線と国際線では、チェックインカウンターの開始時間と締切時間が異なります。
国内線の場合、チェックインカウンターは出発2時間前にオープンします。締切時間は、KLIAターミナル2発の場合は出発1時間前、その他の空港からの出発は45分前となっています。
国際線では、チェックインカウンターは出発3時間前にオープンします。締切時間は、すべての空港で出発1時間前となっています。
預け入れ手荷物がある場合は、セルフ手荷物預けカウンターの利用時間も確認が必要です。国内線のクアラルンプール発は出発3時間前から、その他の国内空港発は2時間前からオープンします。国際線は出発3時間前からの利用が可能です。
特にホリデーシーズンには空港が混雑するため、余裕を持った到着が推奨されています。
webチェックインができない路線と対象者の確認方法

以下の場合は、オンラインチェックインができず、空港カウンターでの手続きが必要となります。
身体が不自由な方や特別な支援が必要な方、生後8日以下の乳幼児を連れている方は、カウンターでの手続きが必要です。
また、12歳から16歳までの方が一人で旅行する場合も、空港カウンターでの手続きが必要となります。この場合、チェックイン時に親または保護者の同伴と、写真付き身分証明書の提示が求められます。
非常口座席を選択した場合(DJ便)や、米国・韓国発着便を利用する場合も、カウンターでのチェックインが必要です。
加えて、一部の路線ではe搭乗券の利用ができません。日本、ベトナム、モルディブ、台湾、ハワイの空港では、紙の搭乗券が必要となります。
オンラインチェックイン完了後の搭乗券取得方法
オンラインチェックインが完了すると、e搭乗券が発行されます。これはPDF形式でダウンロードして保存できます。
e搭乗券は、エアアジアのアプリでも表示できます。ただし、スクリーンショットは使用できないため、必ずアプリ上で表示する必要があります。
また、チェックイン時に生成されたQRコードを使用して、空港の非接触型キオスクから手荷物タグを印刷することができます。
搭乗時には、e搭乗券または印刷した搭乗券の提示が必要です。一部の空港では、e搭乗券の使用が認められていないため、紙の搭乗券の印刷が必要な場合があります。
搭乗口は出発時間の20分前に閉まるため、余裕を持った移動が必要です。
チェックインカウンターでの手続きが必要なケース
預け入れ手荷物がある場合は、オンラインチェックインを済ませていても、空港でのカウンター手続きが必要です。
カウンターでは、パスポートの確認と手荷物の重量チェックが行われます。手荷物の制限を超えている場合は、追加料金が発生する可能性があります。
日本の空港では、すべての搭乗者がチェックインカウンターでの手続きが必要です。e搭乗券があっても、カウンターでの確認が求められます。
また、座席の変更を希望する場合も、カウンターで対応が可能です。ただし、空席状況によっては変更できない場合もあります。
有料の座席指定を希望する場合は、チェックイン時に申し出る必要があります。
預け入れ手荷物がある場合の空港での流れ
預け入れ手荷物がある場合は、以下の手順で空港での手続きを行います。
まず、空港のキオスクで荷物用のタグを印刷します。キオスクの利用には、予約番号またはスマートフォンに保存したバーコードが必要です。
次に、セルフバゲッジドロップカウンターで、搭乗券と荷物用タグをスキャンします。その後、タグを荷物に貼り付けて預けます。
日本の空港では、すべての手続きをチェックインカウンターで行います。セルフサービスではなく、スタッフによる対応となります。
搭乗までの時間に余裕を持って、手続きを進めることが推奨されています。

エアアジアのオンラインチェックイン方法と注意点
- アプリを使ったモバイルチェックインの手順
- 座席指定は事前予約かチェックイン時に可能
- 空港到着推奨時間は国際線3時間前
- 預け入れ手荷物の事前予約で料金をセーブ
- e搭乗券が使用できない空港の確認方法
- 日本発着便の特別ルールと対応方法
- まとめ:エアアジアのオンラインチェックインは14日前から可能で確実な予約が重要
アプリを使ったモバイルチェックインの手順
まず、AirAsia MOVEアプリをスマートフォンにダウンロードします。アプリはApple App Store、Google Play Store、Huawei AppGalleryで入手できます。
アプリを起動したら、「チェックイン」タブを選択し、予約番号と名前(姓)を入力します。
チェックインするゲストを選択し、パスポート情報や連絡先などの必要事項を入力します。この時点で、座席指定や追加の手荷物、機内食などのオプションを購入することも可能です。
入力完了後、危険物などの確認事項に同意すると、e搭乗券が発行されます。このe搭乗券はPDFでダウンロードするか、アプリ上で表示して使用できます。
手荷物を預ける場合は、チェックイン時に生成されたQRコードを使って、空港の非接触型キオスクで手荷物タグを印刷できます。
座席指定は事前予約かチェックイン時に可能
座席指定は、航空券予約時に有料で行うことができます。指定しない場合は、チェックイン時に自動で座席が割り当てられます。
自動割り当ての座席が気に入らない場合は、チェックイン時に有料で座席を変更することが可能です。ただし、混雑期は希望の座席が取れない可能性もあります。
複数人で予約している場合、座席指定をしないと離れた席になる可能性があります。家族や友人と隣同士の席を希望する場合は、事前の座席指定をおすすめします。
空港のチェックインカウンターでも、空席があれば座席変更が可能です。ただし、前方のクワイエットゾーンやエグジットシートへの変更は有料となります。
早めにチェックインをすることで、座席選択の余地が広がる可能性があります。
空港到着推奨時間は国際線3時間前

エアアジアの国際線利用時は、出発3時間前までに空港に到着することが推奨されています。これは、チェックインカウンターのオープン時間と一致しています。
特にホリデーシーズンには、出入国管理や空港の保安検査場が混雑する可能性があるため、余裕を持った到着が必要です。
搭乗口は出発時間の20分前に閉まるため、それまでに保安検査と出国審査を済ませる必要があります。混雑時は、これらの手続きに予想以上の時間がかかることもあります。
チェックインカウンターは出発1時間前に締め切られます。この時間を過ぎると搭乗できなくなるため、必ず締切時間前に手続きを完了させましょう。
手荷物を預ける場合は、さらに時間に余裕を持って到着することをおすすめします。
預け入れ手荷物の事前予約で料金をセーブ
預け入れ手荷物は、航空券予約時に購入すると料金がお得になります。逆に、当日空港で手続きすると高額な料金が発生します。
例えば、20kgの手荷物を予約なしで当日空港で預けると、片道で12,700円かかります。往復利用の場合は約25,000円の出費となります。
25kgの手荷物になると、片道23,700円と更に高額になります。事前予約することで、これらの追加料金を抑えることができます。
手荷物の追加購入は、エアアジアのウェブサイトやアプリから可能です。ただし、クレジットカード決済時に認証エラーが発生することがあるため、早めの手続きを推奨します。
預け入れ手荷物を購入していない場合は、機内持ち込み手荷物7kgまでが許可されています。
e搭乗券が使用できない空港の確認方法
e搭乗券が使用できない空港があるため、事前の確認が必要です。日本、ベトナム、モルディブ、台湾、ハワイの空港では、e搭乗券は使用できません。
これらの空港を利用する場合は、空港のチェックインカウンターで紙の搭乗券を受け取る必要があります。e搭乗券があっても、カウンターでの手続きは必須となります。
韓国発のフライトでは、e搭乗券は受け付けられますが、チェックインカウンターまたは搭乗ゲートでエアアジアのスタッフによる書類確認が必要です。
e搭乗券が使用できる空港でも、スクリーンショットでの提示は認められていません。必ずアプリ上で表示するか、PDFをダウンロードして表示する必要があります。
空港での手続きをスムーズに進めるため、事前に利用空港のルールを確認しておくことをおすすめします。
日本発着便の特別ルールと対応方法
日本発着便では、オンラインチェックインを済ませていても、全員がチェックインカウンターでの手続きが必要です。これは、預け入れ手荷物の有無に関係なく適用されます。
カウンターでは、パスポートの確認が行われます。マスクを着用している場合は、本人確認のために外すよう求められることがあります。
預け入れ手荷物がある場合は、重量チェックと手荷物タグの発行が行われます。壊れやすいものがある場合は、その旨を申告することで「fragile」のテープが貼られます。
チェックインカウンターでは、新たに紙の搭乗券が発行されます。e搭乗券があっても、この紙の搭乗券が必要となります。
手続きは出発の3時間前から可能で、1時間前には完了する必要があります。

まとめ:エアアジアのオンラインチェックインは14日前から可能で確実な予約が重要
最後に記事のポイントをまとめます。
- オンラインチェックインは通常フライト14日前から開始可能
- 一部路線は10日前からの開始となるため要確認
- エアアジアX便は出発4時間前が締切
- エアアジア便は出発1時間前が締切
- 日本発着便は全員カウンターでの手続きが必須
- 預け入れ手荷物は事前予約で料金が大幅に安価
- e搭乗券は一部の空港では使用不可
- モバイルチェックインはAirAsia MOVEアプリを使用
- 国際線は出発3時間前までの到着を推奨
- 搭乗口は出発20分前に閉鎖
- 座席指定は事前予約か有料での変更が可能
- パスポート情報の事前登録で手続きがスムーズに