海外旅行でビジネスクラスに乗ってみたい。でも、JALやANAのビジネスクラスは高額すぎて手が出ない…。そんな方に朗報です。実はエミレーツ航空のビジネスクラスなら、日系航空会社より10万円以上安く利用できることをご存知でしょうか?
エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦のドバイを拠点とする航空会社です。世界的に高い評価を受けており、2016年にはスカイトラックス社のワールドベストエアラインで1位を獲得。サービス品質は日系航空会社と遜色ないにもかかわらず、東京-ドバイ間のビジネスクラスが70万円台から利用できるなど、比較的リーズナブルな価格設定が特徴です。
記事のポイント!
- エミレーツ航空のビジネスクラス料金がJAL・ANAと比べて安い具体的な理由
- 学生割引やベストプライス保証など、さらに安く利用する方法
- ビジネスクラスのサービス内容と機内設備の詳細
- 乗り継ぎ時の無料ホテルなど、知って得する特典情報
エミレーツ航空のビジネスクラスが安い理由とは
- JALやANAと比べて10万円以上安い実例を公開
- 学生割引で10%オフになる年齢制限と条件
- ベストプライス保証でさらに安くなる仕組み
- ドバイ経由便だからこそ実現できる価格設定
- キャンペーン期間中は40%オフも可能な理由
- サービス品質はJAL/ANAと遜色なし
JALやANAと比べて10万円以上安い実例を公開
2023年8月の東京-ドバイ間の往復ビジネスクラス料金を比較してみました。エミレーツ航空は709,000円からとなっているのに対し、JALは760,780円から。さらにANAは乗り継ぎ便で950,000円からと、実に24万円もの差が生じています。
この価格差は路線によって異なりますが、多くの場合エミレーツ航空の方が安価です。これは航空会社の運営方針や路線展開の違いによるものと考えられます。
JALは週1便、エミレーツ航空は週5便を運航しており、便数が多いことで座席の回転率を上げ、1席あたりのコストを抑えることができています。
また、エミレーツ航空はドバイ・ハブ方式を採用しており、効率的な運航を実現。この効率化によるコスト削減が、比較的安価な料金設定を可能にしている要因の一つです。
乗り継ぎ便が基本となるANAと比べ、エミレーツ航空は直行便を運航している点も、価格競争力を高めている理由といえるでしょう。
学生割引で10%オフになる年齢制限と条件
2025年3月31日までの期間限定で、エミレーツ航空では16歳から31歳までのフルタイムの学生を対象に、エコノミー運賃が10%オフになる学割運賃を提供しています。
この割引は通常の運賃に適用され、すでに割引価格になっているセール運賃などには適用されない場合があります。
利用には学生証の提示が必要になると考えられますが、詳細な条件については航空会社に直接確認することをお勧めします。
学割を利用することで、さらにお得にビジネスクラスを利用できる可能性があります。予約時にはぜひ確認してみましょう。
ただし、この割引がビジネスクラスにも適用されるかについては、情報源からは確認できませんでした。
ベストプライス保証でさらに安くなる仕組み
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エミレーツ航空の公式サイトでは、ベストプライス保証制度を導入しています。運賃の横にベストプライスのアイコンが表示されている場合、それが最低オンライン運賃であることが保証されます。
他社サイトで同一の運賃を見つけた場合は、その差額が返金される仕組みになっています。これにより、常に最安値で予約できる安心感があります。
また、エミレーツ・スカイワーズ会員になると、マイル獲得やボーナスマイルの特典も受けられます。
予約時には必ずベストプライスアイコンの有無を確認し、他社サイトとも比較検討することをお勧めします。
この保証制度により、わざわざ複数のサイトで価格を比較する手間が省けるメリットもあります。
ドバイ経由便だからこそ実現できる価格設定
エミレーツ航空は、ドバイを拠点とすることで独自の価格戦略を展開しています。ドバイは地理的に東西の中間に位置し、効率的な運航が可能です。
日本からヨーロッパへの移動でも、多くの場合ドバイ経由のルートが選択できます。乗り継ぎ時間が6時間を超える場合は、ドバイ国際空港内のホテルが無料で利用できます。
ドバイ国際空港では、エミレーツ航空専用のラウンジが3つあり、合計4600人が利用できる規模を誇ります。このような充実した施設を持ちながら、価格を抑えられているのは特筆すべき点です。
乗り継ぎには最低でも2時間半以上の余裕を持つことが推奨されています。空港が広いため、ターミナル間の移動に時間がかかることを考慮する必要があります。
また、ドバイでの乗り継ぎ時には、免税店でのショッピングを楽しむこともできます。
キャンペーン期間中は40%オフも可能な理由
エミレーツ航空は定期的にキャンペーンを実施しており、大幅な割引が適用されることがあります。ただし、具体的な割引率や時期については、情報源から確認できませんでした。
キャンペーン情報は、エミレーツ航空の公式サイトやメールマガジンで確認することができます。また、旅行会社経由での予約でも、特別割引が適用される場合があります。
季節や需要によって料金は変動しますが、早期予約割引などを利用することで、より安価に予約できる可能性があります。
キャンペーンは期間限定で実施されることが多いため、定期的にチェックすることをお勧めします。
なお、キャンペーン適用時の具体的な料金例については、情報源からは確認できませんでした。
サービス品質はJAL/ANAと遜色なし
エミレーツ航空のビジネスクラスは、スカイトラックス社の評価で常に高い評価を受けています。2023年度の航空会社ランキングでは4位を獲得しました。
座席は全席通路側アクセス可能なスタッガード配列で、プライバシーが確保されています。シートはフルフラット仕様で、快適な睡眠環境を提供します。
機内エンターテイメントシステムには4500以上のコンテンツが用意され、日本語の映画や番組も充実しています。
アメニティはブルガリ製品が提供され、機内食は一流シェフ監修のメニューが用意されています。ラウンジでは、シャワー設備やビュッフェスタイルの食事も利用可能です。
さらに、空港からホテルまでの送迎サービス(80km以内)も無料で提供されています。
エミレーツ航空のビジネスクラスを賢く予約する方法
- 往復と比べて片道だけビジネスにするメリット
- A380搭乗時は快適度が格段にアップ
- ドバイ経由2時間半以上でホテル無料宿泊可能
- 空港送迎サービスの対象範囲と予約方法
- ラウンジ利用で機内食や飲み物代を節約
- 手荷物40kgまで無料で別途料金不要
- まとめ:エミレーツ航空のビジネスクラスは安さと快適さを両立
往復と比べて片道だけビジネスにするメリット
エミレーツ航空では、往路と復路で異なるクラスを選択することが可能です。復路のみビジネスクラスを利用することで、予算を抑えながら快適な空の旅を体験できます。
実際の体験者からは、長時間のフライトで疲れが出やすい帰路にビジネスクラスを選択することで、仕事や日常生活にスムーズに戻れたという声が聞かれます。
片道ビジネスクラスの場合でも、預け入れ荷物の重量制限は40kgまで利用可能です。お土産や購入品が増えがちな帰路に、余裕を持って荷物を運べる利点があります。
エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードは、出発の48時間前から空席状況に応じて可能です。空席があれば、片道だけでも予約可能となっています。
ただし、具体的な片道料金については、情報源から確認できませんでした。
A380搭乗時は快適度が格段にアップ
エミレーツ航空のA380型機は、二階建ての大型機で、機内にラウンジを完備しています。2023年からは成田-ドバイ線でも新仕様機が導入されました。
ビジネスクラスの座席は1-2-1の配列で、全席が通路にアクセス可能です。シートは180度のフルフラット仕様となっており、ゆったりと休息がとれます。
機内には専用のラウンジバーが設置されており、軽食やドリンクを楽しむことができます。また、最新のLED照明システムにより、快適な空間を演出しています。
A380型機のビジネスクラスには、プライバシーを重視した設計が施されています。個人用のミニバーや収納スペースも完備されています。
エンターテイメントシステムは23インチの大型モニターを装備し、4500以上のコンテンツが視聴可能です。
ドバイ経由2時間半以上でホテル無料宿泊可能
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乗り継ぎ時間が6時間を超える場合、エミレーツ航空はドバイ国際空港内のホテルを無料で提供しています。対象となるのはドバイ・インターナショナル・ホテルです。
ホテルには24時間利用可能なビジネスセンターやフィットネス施設が完備されており、長時間の乗り継ぎでも快適に過ごせます。ホテルの手配は航空会社が行い、入国ビザも含まれています。
ドバイ空港は広大な施設のため、移動に時間がかかります。そのため、乗り継ぎには最低でも2時間半以上の余裕を持つことが推奨されています。
このサービスを利用する場合は、ドバイ到着便の出発24時間前までに申し込む必要があります。なお、対象となる便や条件は変更される可能性があります。
予約時には必ず最新の情報を確認することをお勧めします。
空港送迎サービスの対象範囲と予約方法
エミレーツ航空のビジネスクラス利用者には、空港からホテルまでの無料送迎サービスが提供されています。2023年12月15日からは、羽田空港発着のビジネスクラス利用者向けにも導入されました。
対象エリアは、東京23区全域、横浜市、川崎市、千葉県および埼玉県の一部地域です。メルセデス・ベンツSクラスなどの高級車が用意され、BMWの電気自動車i7も選択可能です。
送迎サービスは到着24時間前までの予約が必要です。海外では、空港から80km圏内であれば利用可能となっています。
ミラノの場合、タクシー料金が通常約104ユーロ(約3万3000円)かかるところ、このサービスを利用することで往復分の交通費を節約できます。
24時間対応のサービスなので、深夜便の利用でも安心です。
ラウンジ利用で機内食や飲み物代を節約
エミレーツ航空のビジネスクラスラウンジは、ドバイ国際空港に3つあり、合計4600人が利用可能な規模を誇ります。各ラウンジは1フロア全体を占有しています。
ラウンジ内では、シャワー設備や仮眠用ベッド、ビジネスセンターなどが完備されています。食事はビュッフェ形式で提供され、レストラン並みの本格的なメニューを楽しめます。
コンコースBには、モエ・エ・シャンドンのシャンパンバーやコスタコーヒーのバリスタサービス、VOSSのHealth Hubなどの特別施設があります。
成田空港のラウンジは、静かでくつろげる空間として好評です。温かい料理や寿司など、和洋様々な料理が用意されています。
シャワー設備も完備されており、長時間のフライトの前後でリフレッシュできます。
手荷物40kgまで無料で別途料金不要
エミレーツ航空のビジネスクラスでは、預け入れ手荷物を2個まで、合計40kgまで無料で運べます。機内持ち込み手荷物も2個まで許可され、各7kg、合計14kgまで可能です。
この手荷物許容量は、LCCや一般的なエコノミークラスと比べてかなり余裕があります。特に長期滞在や買い物目的の旅行では大きなメリットとなります。
手荷物の制限を超過した場合の追加料金は、路線によって異なります。ただし、具体的な追加料金については情報源から確認できませんでした。
機内持ち込み手荷物のサイズ制限は、ブリーフケースが45×35×20cm以内、ハンドバッグが55×38×20cm以内となっています。
ガーメントバッグは折り畳み時の厚さが20cm以内であれば持ち込み可能です。
まとめ:エミレーツ航空のビジネスクラスは安さと快適さを両立
最後に記事のポイントをまとめます。
- エミレーツ航空のビジネスクラスは、JAL・ANAと比べて10万円以上安い場合がある
- 16-31歳の学生は10%オフになる学割制度がある
- ベストプライス保証により、常に最安値での予約が可能
- ドバイ経由便の効率的な運航により、価格を抑えている
- A380型機は全席通路アクセス可能な1-2-1配列
- 6時間以上の乗り継ぎで空港ホテルが無料
- 空港送迎サービスは日本国内でも利用可能
- ラウンジは3つあり、合計4600人収容可能
- 預け入れ手荷物は40kgまで無料
- 機内持ち込みは2個・合計14kgまで可能
- 片道だけのビジネスクラス利用も可能
- 2023年から成田-ドバイ線に新仕様機導入